社長挨拶
2023年、新生ディメールとして11年目を迎えます。つまり、ここまで皆様に支えられ10年を過ごし、これからの新たな10年に向かってのスタートの1年でもあります。まずは地元八戸の方々、全国のお客様に支えられ、ここまで育てていただきました事を改めて感謝申し上げ、新たなるスタートにしたいと存じます。
弊社は、2011年の東日本大震災で被災を経験した青森県八戸市の水産加工会社三社が統合し、株式会社企業再生支援機構の支援を経て2012年、新たにスタートした企業です。 この間、主力商品である「鯖の冷燻」や、しめ鯖では「切れてるシリーズ」など、数多くの商品を開発し販売させていただきました。特にここ4年間は魚種と付加価値それぞれの可能性にチャレンジし「切れてる大根漬けしめさば(2019年)」「深浦サーモン棒寿司(2020年)」「ほたて貝柱スモーク(2021年)」「梅こんぶしめ鯖(2022年)」と毎年700社以上の水産加工会社が集う全国水産加工品総合品質審査会において、最高賞の農林水産大臣賞を始めとする上位賞に4年連続で入賞することが出来るまでに成長いたしました。
本年は、さらに持てる技術を磨き上げ、この地に根差した「物語を語れる新しい価値」を持つ商品の開発を続けて参ります。その物語が地域社会に貢献し、皆様に愛される商品としてお届けできることが叶えば、これ以上の喜びはございません。
引き続き「お客様の健康と喜びに寄与する八戸発の商品を創ろう」を胸に刻み商品創りに邁進する所存です。
さて、本年は完全終息の見えない「新型コロナウイルス」、不安が続く世界情勢、生活を脅かす多くの値上げなど、私たちの生活に多くの影響を与えながらの一年になると思います。
そのような中、弊社では業務効率の最適化を進める事と同時に、先に申しましたお客様にご納得と満足の行く商品の探求を進め提供して参りますが、同時に「社員の安全・健康」も大切と考えています。
実現に向けて、私たちは更なるデジタル化推進と共にアナログ的なコミュニケーションの仕掛けも採り入れて参ります。魅力的な人間力が集う集団への成長にチャレンジし続けることが、永続的企業経営に必要と考えるからです。
近年の懸念材料である漁獲高減への対応としては、魚種を問わない広い視野での国内原料の前倒し確保をすすめ、加工工程では「安全・確実」をキーワードにスタッフが商品を創り、お召し上がりになるお客様への想いを馳せる。そのような作業を心掛けて参ります。
社員と共に大切にしてきた「可能性を極限まで探る」「とにかく取り組んでみる」「失敗を恐れない」というチャレンジ精神を引き続き持ち続けて参ります。
最後に私たちは、外部環境に左右されない企業体質の維持を目指して参りますが、お客様そして社員の安全・安心が何よりも勝り、それをベースとして初めて理想的な企業経営が成り立つと考えています。
今年はその「わたしたちの大切にしたい想い」と「お客様の健康を願う気持ち」をも、永続的にお届けできる企業でありたいと考えています。
2023年、ディメールをどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 木村 興
概 要
会社名 | 株式会社 ディメール |
本社所在地 | 青森県八戸市沼館一丁目10番46号 |
電話番号(代表) | 0178-45-4900 |
設立 | 平成17年10月 |
代表者 | 代表取締役会長 吉田 誠夫 代表取締役社長 木村 興 |
従業員 | 100名 |
事業内容 | 1.水産物の製造、加工、販売業 2.他食料品の製造、加工、販売業 3.水産物の冷凍及び冷蔵業 4.他食料品の冷凍及び冷蔵業 5.廻船問屋業 |
資本金 | 6,550万円 |
拠点 | 本社加工場・冷蔵庫 〒031-0071 青森県八戸市沼館1-10-46 築港街工場・冷蔵庫 〒031-0831 青森県八戸市築港街2-8-1 鮫冷蔵庫 〒031-0841 青森県八戸市鮫町日の出町25-1 |
沿 革
㈱ダイマル | 丸竹八戸水産㈱ | ㈱ディメール | |
昭和11年1月 | 八戸市鮫町にてダイマル島守魚問屋と廻船問屋として開業。 | ||
昭和26年6月 | 八戸市鮫町にて海産物商丸竹島守商店として開業。 | ||
昭和30年6月 | ㈲丸竹島守商店に改める。 | ||
昭和41年5月 | 魚問屋の他、陸上の製氷、冷凍、冷蔵、及び加工業部門にも進出。 | ||
昭和43年8月 | 業務拡張にともない丸竹八戸水産㈱に改める。 | ||
昭和44年 | ㈱ダイマル島守商店に改める。 | 海産物商の他、冷凍分野にも進出。 | |
平成17年10月 | ㈱ダイマルのグループ会社として設立。 | ||
平成23年3月 | 3月11日 東日本大震災により㈱ダイマル、丸竹八戸水産㈱が甚大な被害を受け、㈱ダイマルは本社機能を㈱ディメールに、生産機能を丸竹八戸水産㈱に移す。 | ||
平成24年5月 | 株式会社ダイマル、丸竹八戸水産株式会社、株式会社ディメールの経営を統合し、新生ディメールとして新たな第一歩を踏み出す。 | ||
平成25年12月 | 株式会社地域経済活性化支援機構(旧商号 株式会社企業再生支援機構)の支援による事業再生が完了。 |
相互リンク
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